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東京鉄鋼とは

強みが連鎖する東京鉄鋼のビジネス

東京鉄鋼は、メーカーですが、単に「ネジテツコン」などの製品をつくって、ゼネコン各社に納めるだけの会社ではありません。施主の声に耳を傾け、ゼネコン各社が抱える悩みをともに考え、建設現場の省力化に向けた「ソリューションを提供できる会社」でもあるのです。

ここでは東京鉄鋼の「見えざる強み」について解説します。

建設トータルコストを改善するソリューション

一般的に建設資材メーカーが製品提案を行うのは、ゼネコンの購買部門です。一方、東京鉄鋼は購買部門の上流にあたる設計部門に向け、建設トータルコストを削減する技術提案を行います。ここが大きな特徴です。

 

設計初期段階から建設プロジェクトに関与できることで、施工する建設物にベストな工法と建設資材の提案が可能になります。だからこそゼネコンにメリットを提供しつつ、市況に左右されにくい高付加価値製品の拡販につなげていくことができるのです。

 

東京鉄鋼が提供しているもの、それは、鉄筋という製品や革新的工法を通じた、建設現場での「省力化ソリューション」なのです。

他社の追随を許さない技術提案

技術提案を可能にするノウハウは一朝一夕に獲得できるものではありません。ゼネコンとの長期的な信頼関係、開発との一体体制、設計図面を理解し、問題点や省力化ポイントを見抜く力を持つ人材の育成など、さまざまな努力と工夫の蓄積によって、実現できるものです。

 

加えて東京鉄鋼では、研究機関、設計事務所や施主との意見交換、大学の研究室やゼネコンとの共同開発プロジェクトなどにより、最先端技術やお客様ニーズをいち早く吸収し、先回りした提案や開発を行うための強みへと結びつけています。

 

現在、技術提案に関わる部門は100名以上の体制へと成長。これが他社の追随を許さない東京鉄鋼の圧倒的な優位性のひとつとなっています。

強みが連鎖する東京鉄鋼

東京鉄鋼のビジネスをまとめると下図のようになります。東京鉄鋼はこれらの強みを連鎖させて、施主や建設会社の収益向上に貢献する建設現場の「省力化」を支援することで、パートナーとして選ばれ続けています。

 

[東京鉄鋼のビジネスモデル]

(1)設計段階から建設プロジェクトに関わり、お客様へ省力化の技術提案を行います。

(2)技術提案の中で得られたお客様の課題は速やかに開発部門へフィードバックし、新たな製品開発や改良が実施されます(お客様ニーズにマッチする製品の市場投入へのスピードが速い)。

(3)最先端設備による高い製造技術で、お客様ニーズを満たす多種多様な製品を生みだします。

お客様のニーズをいち早く汲み取る技術提案を強化しながら、ビジネスモデルを進化させてきた結果、東京鉄鋼は、ほかの鉄筋・電炉メーカーの多くが赤字に陥った時期でも、安定的に利益を確保できる強靭な企業体質をつくりだしています。