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東京鉄鋼とは

超高層建築が日本で建築できる理由(わけ)

いま都市部では超高層ビルやマンションの建設がとても盛んです。

地震の多い日本において、なぜ超高層建築が可能なのでしょうか?

その秘密のひとつは、耐震性や耐久性に優れた性能を発揮する「鉄筋コンクリート」にあります。

超高層建築に欠かせない進化した「鉄筋コンクリート」

鉄筋コンクリートは、圧縮に強いコンクリートと、引っ張る力や曲げる力に強い鉄筋の特性を組み合わせた建築資材です。耐震性や耐久性に非常に優れており、近代建築の高層化に大きく貢献してきました。 

 

更なる高層化ニーズに応えるため、コンクリートとともに鉄筋の強度をさらに高める製品開発が進んでいます。この鉄筋コンクリートの進化が、地震の多い日本でも超高層ビルやマンションの建設を可能にした理由のひとつなのです。

今後ますます増加が予想される超高層オフィスやマンション、それらを支える高強度鉄筋のトップメーカーがわたしたち東京鉄鋼です。

こうして生まれる東京鉄鋼の鉄筋

では、超高層建築に欠かせない存在である高強度鉄筋はどうやってつくられているのでしょうか?

鉄筋の原料は、建設解体現場や各種工場などから回収される鉄スクラップ(廃材)。それを(1)電気炉で溶解、(2)副資材などを添加し成分を調整、(3)ビレット(鋳片)に鋳造してロールで伸ばす、という流れを経て、品質の高い鉄筋へと再生させます。つまり、鉄鋼事業そのものがリサイクル事業ともいえ、持続可能な社会の構築にも貢献しているのです。

製造工程に欠かせないのが最先端技術を導入した製造ラインと、そのオペレーション能力や徹底した品質管理力です。東京鉄鋼はその製造技術の高さからJIS規格をも大きく超える高強度鉄筋の開発・製造にも尽力し、業界をリードしています。