答えは机にはない、現場にある

⽣産技術係(係⻑) K.S さん 2008年入社

 

どんな仕事をしてますか?

航空機エンジン部品の量産⼯程における⽣産技術職として仕事をしています。素材受入から製品が完成するまでの全⼯程において“より効率の良い⽣産を実現する”ことが私の業務となります。
具体的には英文の図面や文章を正確に⽣産現場へ反映する為の「作業手順書」作り、ラインの停止を防ぐための「機械設備保全」、製造担当者の負担を軽減するための「職場環境改善」など幅広く担当させて頂いてます。

 

“答えは現場にある”を信条に常に改善を意識して業務に取り組んでいます。現場の製造担当者と一緒になって作業分析を実施し、より効率の良い⼯法を検討し、変更後は実際に⽣産ラインに入り、⾝を持って効果を確認しています。現場に張り付いて、苦労を分かち合うことで、信頼やチームワークが⽣まれ、非常に雰囲気の良い職場となっています。

 

目標や目的を共有し、その目標に向かって、お互いの不⾜部分をカバーし、全体最適を⾏っていく。メンバーの育成と⾃⾝の業務の両⽴は⼤変ですが、職場と仕事が楽しいので、やりがいはひとしおです。

成功体験を教えてください。

約四年前に、⼩牧事業所の⽴ち上げメンバーに選出して頂きました。「⼯場設計」「設備選定」「⼯法確⽴」などの多くの「はじめて」を経験させて頂きました。しかし、同時進⾏で様々なことを遂⾏していったため何を優先すべきか分からなくなってしまい、どうにもならない状況に陥ってしまいました。

そんなときに、現在の上司より「お前の悩みはチームの悩みであって、チームの悩みは事業部全体の悩みなのだから」といって、様々な方から知恵を出して頂けるように影からサポートして頂きました。結果的に無事にスタートを切ることが出来き、この経験から「全体最適」の意味や重要性を知りました。

実は文系出⾝なんです。

因みに私は経済学部出⾝です。“⾃分だけの技能や資格を取得して、手に職をつけたい”ということから、放電精密を選びました。
入社後は、製造→⽣産技術と夢を叶えさせて頂いてます。「⾃分で作った部品が搭載された⾶⾏機に乗れることを楽しみにしています」