Our Story

当社のあゆみ

これまでも、これからも

Well-beingな社会をめざして

⾰新・挑戦を続ける

 

 

 

Our Story

当社のあゆみ

これまでも、これからも

Well-beingな社会をめざして

⾰新・挑戦を続ける

 

 

始まりは、ここから

「願ひ」

 

健かなるも驕らず、病めるも屈せず
あかるく、逞しく、⼒をあはせ
お互の⼿で、お互のために、たすけあいませう。
六尺の床も、わたしたちの天与の道場。
ここにあたらしい⽣活の出発のあることを感謝しませう。
病に親しむとともに
病を⽣活しませう―それは飽くまでも厳しく科学的に。
いままでの迷ひを反省し
懐疑をはらひ、臆説をただして
新しい科学の⼤道に予防と療養の⽣活を再建しませう。
道はただひとつ
―結核を科学しませう。

1946年6⽉1⽇、『保健同⼈』創刊号巻頭に掲載された⾔葉です。
当時、社会問題となっていた結核は、既に「不治の病」ではなくなりました。
そして今、私たちはWell-beingを願うすべての⼈々の課題や悩みと向き合っています。
この「願ひ」は私たちの原点であり、これからも私たちの核⼼をなす精神です。

1946-

科学に基づいた「予防と療養」の知識を

始まりは、雑誌『保健同⼈』創刊から

太平洋戦争真っただ中の当時、結核は「不治の病」と⾔われ、患者はなす術もなく安静療養をするしかない状況にありました。創業者の⼤渡順⼆は⾃らの闘病体験をきっかけに、患者⾃⾝が正しい知識を⾝につけ、主体的に病気と対峙するよう啓発する使命に⼼を燃やします。
1946年1⽉、結核療養のための指導啓発雑誌発刊を⽬的に「保健同⼈」を旗上げ(今のNPO)、6⽉には同名の雑誌を創刊しました。『保健同⼈』という書名は、雑誌に携わる同志も療養者の読者も、みな同じ志をもった同⼈(仲間)でありたいという願いから名づけられたものです。また表紙は、弟さんが結核を患ったことで⼤渡の意志に賛同した東⼭魁夷画伯の絵で飾られました。
その後、保健同⼈は、雑誌のほかにも書籍やラジオ番組、専⾨医による「⾯接療養相談室」や診療所の開設など、さまざまな⽅法で正しい結核知識の啓発・普及を⾏います。そして、結核予防の功労団体として、1952年に厚⽣⼤⾂賞、1956年に保健⽂化賞を受賞しました。

⽇本で初めて「⼈間ドック」を創設

「医療というのは、医師だけの⼿ではうまくいくものではない。よき 医師とよき患者との共感、協⼒があって実る」というのは、創⽴者・ ⼤渡順⼆および同志の⼀貫とした主張です。1954年(昭和29年)に始まった「⼈間ドック」の開発は、この主張を具現化し、予防医学に⾵⽳をあける⼤きな挑戦でした。 当時、成⼈病(⽣活習慣病)が問題になりつつあり、予防や治療のために全⾝の健康状態をチェックすることが必要となりました。しかし、数⼗項⽬の検査をするためには何か⽉もかかったのです。この病院中⼼のシステムを改めようと創案したのが「⼈間ドック」です。 検査開始から総合判定まで6⽇間で実施するためのアイデアは、国⽴東京第⼀病院(現・国⽴国際医療センター)の守屋 博医師との議論で⽣まれ、まずは同病院にて試運転が⾏われました。その後、当社の運営のもと、検診作業は国⽴東京第⼀病院の担当でスタート。当初、「短期間⼊院特別健康精査」と呼ばれていたこのしくみは、読売新聞に⼤きく紹介された際に「⼈間ドック」と称され、全国に広がって定着し、今⽇に⾄ります。1960年、「⼈間ドック」創案・開発に対し、⽇本病院協会賞受賞。

1960-

家庭でのセルフケアをサポート

セルフケアに着⽬した『家庭の医学』発刊

⾼度経済成⻑期には疾病予防や療養においてセルフケアが注⽬され始め、家庭での健康管理へのサポートが必要になりました。
そこで当社は1969年、家庭医学書にセルフケアの考えをとり⼊れた『家庭の医学』を発刊。同誌では病気や検査に加え、症状とそのセルフケア、応急⼿当や健康増進、病院の選び⽅・かかり⽅など、実践的な情報をわかりやすい内容で提供しています。当時はネット環境もなく、家庭になくてはならない家庭医学書として、⻑きにわたって広く愛読されました。

『保健同⼈』は
健康医療誌『暮しと健康』へ

⼀⽅、1964年、社会問題となり始めていた⽣活習慣病へ関⼼が⾼まる中、雑誌『保健同⼈』は誌名を『暮しと健康』に⼀新。“健康”をトータルで捉える健康医療雑誌のパイオニアとして、信頼できる⾝近な情報を発信し続けました。また、1969年には雑誌『笑顔』を創刊。家庭における健康管理にフォーカスし、⽣活者の視点に⽴った誌⾯で多くの読者に愛されました。
これらの雑誌のほか、書籍やパンフレットなど、当社はさまざまな出版物を世に出し、⼈々の健康増進や健康リテラシーの向上に努めてまいりました。

1980-

健康への不安や悩みは⼈それぞれ

出版で培ったナレッジを相談サービスへ

⼼⾝の健康に関する悩みや不安は、多くの⼈々が直⾯する問題です。
当社には、『家庭の医学』や『暮しと健康』の読者から、個別の不安や悩みが多く寄せられるようになります。⼈によって原因や対処法が異なり、家族にさえ相談しづらい⼼⾝の健康サポートの⼿段として、出版事業で培ったナレッジを⽣かし、電話相談サービスをスタートします。1988年の「笑顔でヘルシーダイヤル」翌年の「⼼の相談ネットワーク」を⽪切りに電話による健康サポートの充実に取り組み、現在の電話相談サービスの基盤を築きました。

⽇本⼈のための、⽇本⼈による
「トリアージュ」の開発

電話相談は、保健師、看護師、臨床⼼理⼠などの医療専⾨職に加え、状況によっては専⾨の医師が対応しています。また、適切な質問項⽬が⽰される症状検討プログラム「トリアージュ」を活⽤し、多様な相談に対応するクオリティの向上と維持をはかっています。

症状検討プログラム「トリアージュ」は、⽇本⼈のための⽇本⼈によるしくみで、京都⼤学医学研究科臨床疫学教授福井次⽮先⽣、寺下医学事務所寺下謙三先⽣の献⾝的な監修・レビューをいただき、2002年に開発したものです。必要なものは創る、創業時と変わらぬ開拓者精神が息づいています。

2000-

Well-beingな社会をめざして

ヘルスケア実践の場は、職場にも

「健康」に対する考え⽅や⽬標は、時代とともに変化をしています。以前は、ただただ「⻑寿」を促していましたが、昨今では、元気な状態で⻑⽣きすることをめざす「健康寿命の延伸」が求められています。

また、「健康」は個⼈や家庭だけの関⼼ごとにとどまらず、職場における⼤きな課題とされるようになりました。国の施策でもある「健康経営」は、従業員の健康に配慮することによって、経営⾯においても⼤きな成果をうみ、企業を成⻑させるとし、多くの企業・団体が取組を推進しています。

「健康経営」を⾃ら体現する企業へ

現在、当社は、出版事業と相談事業で培った専⾨ネットワークとナレッジを活⽤して、Well-beingな職場づくりをサポートするサービスを提供しています。2021年には新しいストレスチェックツール「HoPEサーベイ」をリリース。2022年にはヘルスケアアプリ「みんなの家庭の医学」をリリースし、複合的なWell-beingサービスをワンストップで提供するデジタルプラットフォームを提供しています。
保健同人フロンティアは、社員のWell-beingこそ新しい価値を創造する資源になると捉え、 「健康経営」を⾃ら体現し、時代に先んじた健康イノベーションを発信し続ける企業をめざします。

to our future

これまでも、そしてこれからも
Your Well-being Coachとして
社会に寄り添い、Well-beingソリューションを提供し続ける

これまでも、そしてこれからも
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